完成してからが勝負!

サッカーJリーグ2部(J2)ギラヴァンツ北九州の本拠地となる新スタジアムについて、北九州市が、小倉北区のJR小倉駅北側の駐車場一帯を建設予定地に選定する方向で最終調整していることが12日、分かった。来週中にも正式決定する。
市は、北九州初のプロチームとして球団を支援し年5千万円を補助している。関係者によると、予定地は住友金属工業大阪市)が所有し、小倉駅の北東約500メートル。近くに北九州国際会議場西日本総合展示場などがある。スタジアムは南北に長く建設する予定で、一部が海上に突き出る可能性もあるという。
市は候補地として、スペースワールドがある同市八幡東区の東田地区も検討していた。小倉駅北側に絞ったのは(1)九州新幹線鹿児島ルートの来春開通をにらみ、九州ダービーなどに九州一円から集客が図れる(2)新幹線停車駅から徒歩圏内で利便性が高い(3)小倉駅北口の活性化につながる―などの理由という。
新スタジアムのピッチは天然芝で、太陽光発電の屋根を導入するなど環境に配慮した「エコスタジアム」とする方向。建設費は80億―100億円が目安になるという。


完成時にはJ1を射程圏に!